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自分の得意なコトをやろう

イギリスの経済学者デヴィッド・リカードは言いました。 「自分の得意なコトをやろう」 (※本当は全然違いますが、ニュアンスはこんな感じです。たぶん。)

チームで仕事をする場合、自分は比較的得意な仕事を担当することが 自分にとってもチーム全体で見てもプラスになります。 なんか当たり前のようなことを言っていますが、よく考えると面白いので、ちょっとお話します。

2つの案件

・案件A:PHP2000行、HTML1200行書く。 ・案件B:PHP1000行、HTML500行書く。 この2つの案件を2人でやっつけることを考えます。

パターン1

PHPしかできないプログラマーさんとHTMLしかできないコーダーさん。 この場合、案件A,BのPHP部分をプログラマーさんが、 HTMLはコーダーさんが担当すればいいことがすぐに分かります。 2人が別々に案件A、案件Bをそれぞれ担当しても、片方の作業が全くできないので完遂できません。

パターン2

PHPが得意なプログラマーさんとHTMLが得意なコーダーさん。 今回は、プログラマーさんはHTMLもできます。同じようにコーダーさんもPHPができます。

このケースにおいても、それぞれが別の案件を担当するのでなく、 両案件のPHPプログラマーさん、HTMLをコーダーさんが担当するのが良さそうです。 早く終わって手が空いたらもう片方を手伝う感じですね。

パターン3

最強プログラマーさんと新人プログラマーさん。 お二人共PHPとHTML両方できますが、最強プログラマーさんの方がPHPもHTMLも開発スピードが早いです。 この場合はどう仕事を割り振るのがいいでしょうか?

最強プログラマーさんが1時間あたりPHPのコード100行、HTMLを50行書けるとします。 一方、新人プログラマーさんは1時間あたりPHP50行、HTML20行しか書けません。 とりあえず、それぞれが案件A、案件Bを担当すると

◯最強プログラマーさん ・PHP 100行 2000行 20時間 ・HTML 50行 1200行 24時間

◯新人プログラマーさん ・PHP 50行 1000行 20時間 ・HTML 20行 500行 25時間

となりますね。

ところが、これはベストな采配ではありません。 この場合、新人プログラマーさんは自分のより得意なプログラムに専念した方が早く終わります。

具体的には

◯最強プログラマーさん ・PHP 100行 750行 7.5時間 ・HTML 50行 1700行 34時間 ◯新人プログラマーさん ・PHP 50行 2250行 45時間 ・HTML 20行 0行 0時間

こんな感じです。 新人プログラマーさんの作業量は変わっていませんが、最強プログラマーさんの 作業時間が短縮されました。

新人プログラマーさんのPHP10行はHTML4行の価値しかありませんが、最強プログラマーさんの PHP10行はHTML5行の価値があります。 なので、HTMLはなるべく最強プログラマーさんに任して新人プログラマーは自分の得意とする PHPを書いた方が効率がイイのです( ・∀・)イイ!!

もちろん、実際の現場となるとこんな単純な話ではないですが、自分の得意を伸ばすことが 大事だということが分かると思います。